2025年10月期のドラマ界注目作品のひとつは、神尾楓珠さんと葵わかなさんがW主演を務める『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系・日曜夜10:15〜)です。
国宝級イケメンとも称される神尾楓珠さんが、大人の恋愛ドラマに挑戦。
相手役は朝ドラで活躍した実力派女優・葵わかなさんということで、ドラマファンとしては期待が高まるばかりです。
神尾楓珠主演『すべての恋が終わるとしても』ってどんなドラマ?
2025年10月から放送開始のドラマ『すべての恋が終わるとしても』はどんなドラマなのでしょうか。
累計55万部突破の人気原作をドラマ化
このドラマの原作は、冬野夜空さんによる同名の超短編集で、シリーズ累計発行部数が55万部を突破した話題作です。
旧Twitter時代に投稿されていた140字の切ない恋のエピソードが、SNSを中心に共感の声が続出し書籍化されました。

作品のテーマは”忘れられない恋”。
誰にでもある、心の奥底にしまい込んだ特別な想い出を描いた群像ドラマです。
146エピソードから厳選された8つの物語
原作には146ものエピソードがあるそうですが、その中から特に印象的な8つを選んでドラマ化するとのこと。
これだけたくさんのエピソードから選び抜かれた物語なら、きっと心に残る名場面が描かれるはず。
1話完結のオムニバス形式なのか、それとも繋がりのある構成なのかも気になるところです。
神尾楓珠のプロフィールとこれまでの代表作
神尾楓珠さんのプロフィールをまとめました。
名前 | 神尾楓珠 |
生年月日 | 1999年1月21日 |
年齢 | 25歳(2025年9月現在) |
出身地 | 東京都江戸川区小岩 |
身長 | 174cm |
所属事務所 | Coccinelle Entertainment |
サッカー少年から芸能界へ
神尾楓珠さん高校時代、強豪校でサッカー部に所属していました。
しかしながら、強豪校ゆえに壁も高かったようで、「通用しない」と早々に見切りをつけ退部しました。
そこで興味を持ったのが芸能界。
「何か新しいことをやってみたいなーっていうので、そういえばスカウトされてたな」
引用元:デイリー
小学生のときに訪れた原宿でスカウトされたことを思い出し、芸能界に進むことに決めたそうです。
そんな神尾楓珠さんのデビューは2015年、24時間テレビドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」。
デビュー当時神尾楓珠さんは16歳だったので、高校1年でサッカー部を退部してから1年くらいで爆速デビューを果たしたことになりますね。
「3年A組」で大ブレイク!”目力イケメン”として話題に
神尾楓珠さんの名前が一躍有名になったのが、2019年1月期に放送されたドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」でした。
この作品で演じたのは、水泳部のマネージャー・真壁翔役。
元々は選手として活躍していましたが、不良に絡まれて怪我をしてしまい、選手生命を断たれてマネージャーになったという複雑な背景を持つキャラクターでした。
特に印象的だったのが第3話での演技です。感情が爆発する場面での迫真の演技で、視聴者から「目力イケメン」として大きな注目を浴びました。SNSでも「顔面偏差値、高すぎ!」「3Aコンビ最強」といった絶賛の声が相次いだほどです。
これまでの爽やかなイメージから一変して、内に秘めた強い想いを表現する演技力に驚かされましたね。
ブレイク後の多彩な挑戦 – 映画からドラマまで幅広い活躍
「3年A組」でブレイクした後は、映画「うちの執事が言うことには」(2019年)、ドラマ「都立水商!令和」、映画「HiGH&LOW THE WORST」(ともに2019年)など、立て続けに話題作への出演が決まりました。
特に注目したいのが、2020年のドラマ「ギルティ この恋は罪ですか?」での演技で、これまでの爽やかな青年役から一転して、より大人っぽい恋愛ドラマに挑戦。
演技の幅がさらに広がったことを実感できる作品でした。
また、2022年以降も映画「20歳のソウル」「恋は光」など、主演級での活躍が目立つようになりました。
着実にステップアップしている姿を見ていると、こちらも嬉しくなりますね。
神尾楓珠・葵わかなの初共演に注目!相性は?
相手役の葵わかなさんは、NHK朝ドラ「わろてんか」でヒロインを務めた実力派女優です。
朝ドラヒロインという重責を見事に果たし、その後も数多くの作品で活躍を続けています。
恋愛ドラマでの化学反応に期待
神尾楓珠さんは感情の表現が繊細で、特に内面の葛藤を表現する演技に長けています。
一方の葵わかなさんは、等身大の女性を演じることに定評があります。
このお二人の組み合わせは、きっと自然体でリアルな恋愛模様を描き出してくれるはず。
演技スタイルが違うからこそ、お互いを引き立て合う効果も期待できそうです。
初共演ということもあり、どんな化学反応を見せてくれるのか非常に楽しみです。
神尾楓珠主演・原作ファンが期待する実写化のポイント
どの作品にも言えることですが、実写化にあたっては、原作のイメージを壊してしまうリスクがあります。
一方で、俳優さんの演技によって新たな魅力が生まれる可能性もあります。
今回のキャスティングなら、後者に期待したいですね。
原作の魅力を実写でどう表現?
原作の魅力は、何といってもその繊細な心理描写にあります。
文章で表現された登場人物の微妙な感情の動きを、映像でどう表現するのかが最大のポイントになるでしょう。
“忘れられない恋”というテーマを扱うだけに、切ない場面の演出がカギを握りそうです。
キャスティングへの原作ファンの反応
原作ファンの間では、140字で描かれた繊細な世界観をどう映像化するのかという期待と不安の声が上がっています。
特に神尾楓珠さんと葵わかなさんという実力派キャスト陣による再現度への期待は高く、ドラマ化決定の発表以降、SNSでも話題となっています。
原作の魅力である「30秒で泣ける」という短時間での感動体験を、連続ドラマという長尺の映像作品でどう表現するのか。
そこが最大の注目ポイントになりそうです。
神尾楓珠の今後の活躍にも注目
神尾楓珠さんの『すべての恋が終わるとしても』での演技も非常に気になるところですが、今年はさらに飛躍の年になりそうです。
CM出稿秒数でも上位にランクインするなど、まさに今最も勢いのある若手俳優の一人と言えるでしょう。

出典:ビデオリサーチ
時代劇への初挑戦など、これまでとは違うジャンルへの挑戦も話題になっていて、演技の幅がさらに広がることが期待されます。
まとめ
神尾楓珠さんと葵わかなさんの初共演作『すべての恋が終わるとしても』は、2025年10月期の中でも特に注目度の高い作品です。
人気原作の実写化、実力派キャストの初共演、そして大人の恋愛をテーマにした物語と、見どころが満載。
特に神尾楓珠さんにとっては、これまでとは一味違った魅力を見せる絶好の機会。
このドラマをきっかけに、さらなる飛躍を遂げてくれることを期待しています。